標準の力で「デュアルカーボン戦略」の着実な推進を支援
「第14回五カ年計画」の最終年であり、「カーボンピークアウトとカーボンニュートラル」戦略が本格的に推進される2025年という重要な節目において、当社は中核起案者として団体標準『高仕様CDQ余熱発電設計規範』(T/CIECCPA 085-2025)を策定し、2025年7月30日に正式に施行されました。この標準は、当社がコークス乾式消火設備(CDQ) 省エネルギー分野で20年以上をわたり蓄積してきた技術の結晶です。
本標準は、高仕様CDQ余熱発電技術に関する技術要件、製造、据付・使用要求、試験及び受入、点検・検査、運転、環境保護、安全・労働衛生などを規定しています。本標準は、蒸気初期仕様が圧力9.8MPa~17.5MPa、温度540℃~571℃、中間再熱を採用し、CDQ高温排ガスを熱源とする新設、増設および改造のCDQ余熱発電プロジェクトに適用されます。
今回の標準策定は、当社の持続可能な発展分野における技術力が業界団体から認められたことを示すとともに、「技術で企業を立て、標準化で先行する」という当社の革新理念を顕著に体現するものです。 当社はこの標準策定を契機として、今後も継続的に革新的技術を創出し、サプライチェーン上のパートナーと手を携えてグリーン基準エコシステムの構築に取り組んでまいります。